2022.05.24

映画『はやぶさ 遥かなる帰還』に登場し、航空安全を祈願する空飛ぶお不動さま「飛不動尊 龍光山正宝院」。

三ノ輪エリアは、建物と建物の間や個人のお宅のすぐお隣に寺社があったり、街や暮らしと、古い歴史や由緒が共存しているイメージ。今回の「飛不動尊 龍光山正宝院」も、ちょっと見逃しそうな場所にありますが、参道入口の大きな提灯を目印に訪ねました。創建の由来は「1530年に本山派修験僧の正山上人によって開かれた修験系天台宗の単立寺院」だそうです。
「龍光山正宝院」は「飛不動尊(とびふどうそん)」という呼称を持っており、地域の方々には、"空飛ぶお不動さま"という愛称で親しまれています。空飛ぶ・・・って、現代的ですよね(笑)。由来は「創建後間もなく、寺の住職が、ご本尊のお不動さまを笈で背負い、大峰山まで修行に出かけました。ある日、ご本尊が留守の江戸の寺に集まった人々が、お不動さまを観想して一心に祈ったそうです。すると、お不動さまは、大峰山から江戸に一夜にして飛び帰り、祈った人々の願いを叶えてくれました」と伝えられ、 "空を飛び来て、衆生を守りたもうお不動さま"=飛不動と呼ばれるようになったそうです。以来、旅人を守る本尊、旅先まで守ってくださる「空飛ぶお不動さま」、病魔や災難などを飛ばしてくださる「厄飛ばしのお不動さま」として長く信仰され、現代にも引き継がれています。パイロットやキャビンアテンダントの方々だけではなく、航空機の開発に携わっている方や、海外旅行で飛行機を利用される方などが、航空安全や道中安泰、旅行安泰を願い参拝され、数多くの絵馬も奉納されていました。
2012年公開の映画『はやぶさ 遥かなる帰還』にも登場しています。JAXAのはやぶさプロジェクトマネージャー・山口駿一郎が「飛不動尊」の護摩が焚かれる中で正座して祈願するシーン、山口駿一郎が資金繰りに苦しむ町工場の社長である東出博と、偶然出会うのも、ここ「飛不動尊」。映画の大事なシーンを飾っていました。寺社巡りは御朱印だけではなく、お守りを授かるのも楽しみのひとつ。「飛行護」という「飛不動尊」ならではのお守りがあります。本来は、航空安全のお守りだと思うのですが、"航空安全=落ちない"という解釈で受験祈願を目的に授かる方も多いそうです。さらにユニークなのは「ゴルフ安全護」。航空安全とは関係ないように思いましたが、「よく飛びますように」と願う多くのゴルファーの要望で用意されたとのこと(笑)。ゴルフ暦は長いのに、飛距離が伸びないと悩んでいる友人に「ゴルフ安全護」を授かることにしました。
「飛不動尊 龍光山正宝院」 住所:台東区竜泉3-11-11 電話:03-3872-3311 ※掲載内容は取材時の情報となり、状況が変わっている可能性があります。あらかじめご了承ください。
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PROFILE

コハル「浅草生まれのお祭り大好きおひとり様女子」
コハル
好きな食べもの:餃子
好きなこと:お祭り・ホラー映画を観ること
趣味:料理
休日の過ごし方:友人を呼んで家飲み
最近、興味があること:パワースポット巡り・御朱印集め
コメント:地元なので、誰もが知っているメジャーなところだけでなく、知る人ぞ知る穴場までお伝えしていきたいです。
「TOKYO EAST」とは、台東区・墨田区・荒川区を中心としたエリアを表現したワードです。
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